響の夏休みツーリング2日目 [能登半島編] [ツーリング日誌]
[響の夏休みツーリング1日目はココ]
<・m= チュンチュン チュンチュン
おはようございます。
富山市内で迎えた朝
昨晩に富山駅の近くのコンビニで買っておいた
朝食を食べて響の夏休みツーリング2日目のスタートです。
フロント係の方に見守られながら荷物を積み込んで
まだ眠る富山市街地から出ます。
インナージャケットは着て出なかったけど
ちょっと着て出た方が良かったかな?っていう気温です。
ガラガラのR8を背中に朝日を浴びながら走ります。
その日差しが少しずつ強くなって
受ける涼しい風を相殺し暑くなっていきたので
インナーを着らずに正解。
R160に入りいよいよ能登半島の付け根に出たところで
本日一発目のジドリ
「待ってろ能登半島!今から行っくよぉ~~~」
海三昧になること間違いなしだな。
今日は能登半島をのんびり一周しますが
はじめて能登半島を走ったのが2008年なので
もう記憶が古くて走ったはずの道もすべてが新鮮です。
(2008年のレポはココ)
先っちょの灯台以外は見る場所もルートも
なるべく違うプランを組んだのでワクワクがとまりません。
天気の方は雲が多い1日になりそうだけど
曇ると涼しく走れるので寄り道して写真を撮るときだけ
晴れてくれればいいかな。
そんな晴れたり雲ったりを繰り返すR160を
富山湾を見ながら走ってk246で観音崎の先っちょへ
小さな漁村の集落で行き止まりになり
銀ガメ号を停めた空き地の横には
歩いて渡れる小さな島がありました。
大量のフナムシがモーゼの道のように
私の行く先を開けてくれる道を進み
島の中にあった観音堂から観音崎を見る。
灯台があるはずなんだけど
見えねぇ~な。
んじゃ、見えるところまで歩きますか。
と、気合を入れるほどもない高さなので
思ったより簡単に到着。
「観音崎灯台」
背は低いけど頭部はわたしが好きな形だ。
グルっと灯台を一周し能登半島の先は長いので
手短に見て先へ行きます。
ドルルルルルーーーー
岬から海沿いの道を選んでそのまま
能登島大橋へ
屏風瀬戸の中を一直線に突ききる橋です。
角島大橋のミニ版みたいな感じですが
見る角度ではミニベタ踏み坂になります。
能登島は初めての能登半島ツーリングで一周しているので
奥まで行かずショートカットのルートで周るよ。
なのですぐにツインブリッジのとで能登島から出ます。
能登島から出たあとは海沿いばかりも飽きるので
はじめて半島の山の中を通る「のと里山海道」へ
平成25年から完全無料化されためっちゃ綺麗な道です。
元の有料区間が終わっても超快適な道が続き
「タダで走っていいと?」と申し訳なくなっちゃうほどの道でした。
交通量は海沿いの国道と分散されるため
ガラガラって言ってもいいくらい。
のと里山海道に入る前にトイレと水分補給の為に寄った道の駅で
話しかけて来た地元のおじさんがよくここで捕まってると言ってたので
飛ばし過ぎには注意だよ。
(銀ガメ号になってから話しかけられ率がかなり上がった気がします)
ルートの方は能登空港も通過し20kmほど走ったところから
再び海側へ下ります。
R249より一本中に入った広域農道を走ると
到着だよ~~。
「倒さスギ」
田んぼの中にポツンと立つ杉の木です。
それほど巨木じゃないけど
名前の通りやたらと斜めっています。
この倒さスギのある珠洲には有名な
軍艦島と呼ばれる見附島があるのだけど
前回のツーリングで行ったので潔くスルーして先へ。
能登半島の先っちょに向かうk28に入り
須須神社で旅の安全を祈願して狼煙を目指します。
二回目ともなると
狼煙を「おおかみけむり」と読んでいたけどちゃんと
「のろし」って読めるも~~ん。
目指すのは先っちょの灯台ですが
その前にランプの宿のある海岸へ
日本三大パワースポットと言われる岬の
崖の下にお宿があります。
お宿に行くのも海岸に降りるのも有料なので
上から眺めるだけね。
それにしても有料にしたくなるのが判るほど
海が綺麗。
しかし何でパワースポットなのか疑問だったけど
売店のポスターを見て納得。
海底の地形が・・・
って、そんなのわかるかっ!
(Googleアースでも見れるけどちょっと顔らしく補正してる?)
時間があれば船に乗って見るところがあるみたいだけど
わたしは灯台が好きなのですぐに
禄剛埼灯台へ向かいました。
道の駅に銀ガメ号を停めて歩きます・・・・
あ~、思い出した・・・
坂がきつかったことを・・・・(汗)
でも観光地なので
半分登山みたいになる灯台に比べると道が整備されているので
ゆっくり登れば行き倒れになる事もなく登れます。
「禄剛埼灯台」
陽がてっぺんにある暑い時間に坂を登ったので
汗びしょびしょになっちゃったよ。
いや~、しかし
そんな疲れも吹っ飛ぶ美しい灯台じゃな。
石積みに震え
岬を吹き抜ける潮風に震えます。
テンションが上がりっぱなしでございます。
灯台の建つ崖からは日本海が一望。
たぶん日本で一番日本海に突き出てるところから
日本海を眺めれます。
海が綺麗だね~
岩がいっぱいだね~
きっとあの岩の下にズワイガニがいっぱいなんだろうね~
いろんな思いを馳せながら灯台に満足した後は下の道の駅に戻って
豆乳のソフトをいただきましょう。
しっかり豆乳の味がするけど
普通に美味しい。
(豆乳が苦手な人はやめときな)
能登半島の先っちょを制覇したので
ここから半島の後半戦です。
(太陽の向きが変わります)
後半一発目は木ノ浦から堂ヶ崎にかけての絶景ロード
この区間だけは先を急いでいても往復したくなります。
(バイク乗りならみんなそう思うはず)
しばらくこんな風景を見ながら
のんびりと先へ
景色は富山湾側とは一変して
岩ゴツゴツの地形がずっと続いていてかっこいいとですよ。
(たまに海の向きが逆になるのはバックショットです)
どの海岸も磯遊びの宝庫じゃな。
その岩ゴツゴツの合間に
能登半島の名物のあげ塩を作ってる揚浜塩田が
見え始めます。
わたしは瀬戸内海の藻塩を好んで使っていますが
天然の塩ってまろやかで美味しいよね。
(肉料理だけ岩塩を使うグルメな響)
道のほうは相変わらず岩ゴツゴツの地形のままですが
島に鳥居がある島を発見。
大崎の海岸ですが
岩山に鳥居があるんだよ。
たぶん龍神様を祀ってるのだろうけど
以前は橋で渡れたようだ。
桁だけ残ってる。
道はk28から半島を巡るR249に合流し
奥能登塩田村
NHKの朝ドラのロケ地だね。
道の駅になっていて実際に塩の製造もしてるのだろうけど観光客の
揚げ浜式製塩の体験がメインな感じ。
そろそろお昼を周ってお腹が空いてきたけど
この道の駅には塩しかないので
輪島方面へ向かいましょう。
途中の道・・・
きれいかねぇ~~~
逆駐なのでちゃんとハザードを点けながら
満開でわたしが来るのを待ってくれていた
花と青い海に感謝。
空いたお腹の方は
窓岩の手前にあった「今新」で能登丼をいただきます。
肉厚の海鮮がわたしのお腹を満たしていきます。
食べ終わってお会計をしてると
サービスで輪島塗の箸をくれたよ。
なんにも飾りっ気が無いけど
本来の輪島塗は漆を使った生活品だもんね。
お腹を満たした後は名舟海岸のクネクネ
そろそろ海の景色の方もお腹いっぱいになりかけたところで
お馴染みの絶景棚田の登場でございます。
白米千枚田ですが
海とのコントラストに震えるね。
千枚田を見たあとは
輪島市街地へ
通過するつもりだったけど
せっかくなので街の中の道を通ってみました。
名物の朝市の通りを通って見ましたが
この時間に朝市があるはずもなく
あれれ?って感じで街から出てしまったので
そのまま先へ行っちゃう。
R249は輪島を出ると海岸から離れますが
銀ガメ号はk38で再び海岸方面へ向かい
外浦海岸に行きました。
外浦地区の海岸の家には冬の季節風から家を守る
「間垣」が並んでるよ。
夏場なので外してるところもあるけど
日陰にもなるので季節を通して快適に暮らす
先人の知恵がここにはありました。
この間垣を見るだけの予定だったけど
まだ先に道があるので行けるところまで行ってみることにします。
静かな漁村の風景がまた絶景に・・・・
行き止まりまで行くと雪割草の自生地と
灯台がありましたが草ぼうぼうで遊歩道に入れず
何も見ないまま引き返したけど
この景色を見るだけでも来る価値はあるかも。
車1台通らないし誰一人もいない
超マイナーなところですがまだこんな所があったんだな。
やっぱり知らない道でも
行って見るもんだ。
間垣の集落まで戻る手前から
広域農道のような道で国道に戻って
k49沿いにある「関野鼻」 ↓
地図には「日本海側最大のカルスト地形」と
書かれてる通りなるほど岩が白い。
岬の形状も風光明媚で
普通ならマイナリストらしく歩いて先っちょまで行くところですが
暑過ぎてもう歩きはかんべんしてくださいって感じなので道路から眺めるだけ。
昨日買ったどこでもアイスノンを浴びまくりながら
先へいくとカチっとした棚田がありました。
カチッとしてるでしょ? (←この表現で伝わってる?)
棚田百選の大笹波水田という棚田なんだって。
辛口で言うと「ふ~ん」って感じですケロ
ツーリングの方は能登半島の終盤戦。
午後はどこかで夕立に合うかな?と思っていたけど
わたしがいない方に入道雲がでてくれていました。
背後に立つと怒られそうなピカチュウに安全運転を誓いながら
半島の西岸を南下。
国道が再び海沿いになるところで
「道の駅 とぎ海街道」に入って水分補給。
とぎ海街道と言えばやっぱりこれでしょう ↓
「世界一長いベンチ」
たしかにナゲ~な
端っこまで歩こうと思わないくらい長いわ。
とりあえず初めて来たので座りましょう。
腹筋がプルプルするベンチでした。
この後は海岸線を走って機具岩などを見ながら
宿泊地である金沢市街地を目指すつもりだったけど
もう海岸線は満腹になったので最短で金沢へ向かうことにしま~す。
またまたタダなのが申し訳なく思ってしまう
なぎさドライブウェイであっと言う間に金沢市街地へ。
今夜も帽子がトレードマークの社長さんのホテルなので
場所だけ確認して最後の寄り道。
兼六園に隣接する「尾山神社」
神社とは思えない神門があるんだよ。
中に入ると神社の本殿があります。
前田利家所縁の神社で
銅像などもありました。
お寺っぽくも見える造りだね。
でも振り返ると神社とは思えない神門がやっぱり
インパクトあり過ぎ。
明治8年にオランダ人の設計による神門で
和洋折衷の三層式となっております。
最頂部にはステンドグラス
いよいよ神社に見えないけど
神社の証拠に狛犬もいらっしゃいます。
すっげ~、スタイル良い奴がな。
んじゃ、見たいものも見たので
お宿にチェックインしましょう。
安全な屋根付きのスペースに銀ガメ号を停めさせてもらって
夜の金沢の街へ
今日もメインの麦酒を取り囲む
酒の友をくらいながら響の夏休みツーリング2日目はおしまい。
明日はもう帰る日なので
寝不足にならないようにしっかり寝てそなえようとおもいます。
では、おやすみなさぁ~い!
3日目につづく
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響の夏休みツーリング2016 [木曽路編] [ツーリング日誌]
◇◇◇ 北九州 新門司港 ◇◇◇
いつもの見慣れたターミナルから
響の夏休みツーリングが始まろうとしています。
阪九フェリー1便 17:30発 泉大津行
手慣れた手順で乗船手続を終え
「夕立が来そうなので早く乗せて」と係りの人に言って
予定より早く乗船させてもらい
船が動く前から恒例の儀式を・・・
これを飲まないと旅がはじまんねぇ~よ。
カシュっと開けて
ゴクゴク・・・・・プッハーー!の瞬間がたまらん。
残念なのはこれを見せびらかす人がいないって事だな。
(告知したけど暑すぎて誰も家から出て来ね~んだよ)←これがマイナリスト
美味しいプレミアムな奴をいただいて
露天風呂から出ると船はもう山口県の宇部沖を航行中です。
連日36度を超える猛暑の九州から
しばらくさよならだ。
今年の響の夏休みはこんな暑い時だときまって信州に行くんだけど
しばらく巡ってない北陸方面を中心に走り回ってみようと思います。
(信州もちょっとだけ行くケロ)
北陸地方の天気予報を見ると最高気温が32℃から33℃なので
36℃の九州にくらべると楽だろうって事で
あえて避暑地を選びませんでした。
船の方は順調に航行し
寝て起きると定刻通りに大阪の泉大津に着岸。
泉北線から近畿道で吹田方面へ
今までは大阪を脱出するまでジャンクションを間違えないかとか
いつもハラハラドキドキしていたけど
場数を踏んだせいでナビ無しでも簡単に名神高速へ
(ベテランの域に入ったって言っても良いのか?)
朝でしたがさすがに京都を抜けるまで
車も多くなるし暑くて我慢の時間でしたが
中央道に入って標高が上がってくるとめっちゃ快適になったよ。
まぁ、相変わらず追い越さないのに
追い越し車線をずっと走り続ける車が多いけどな。
駒ヶ岳を見ながら走って伊那ICから一般道へ
(どれが駒ヶ岳かよくわかってないケロ)
高速を降りたらやっとツーリングしてる気分になります。
伊那インターからR361に出るまでの道が
すでに高原の風景だったりしてテンションが上がるわぁ。
心なしか空気も美味しい。
ルートの方は伊那ICからR361を西に向かって走って
木曽に入りま~す。
今まで木曽周辺は走り抜けるだけで観光とか
した事が無かったので今日は初めて
奈良井宿に寄って見たよ。
木曽の大橋の無料のパーキングに銀ガメ号を停めて
宿場町へ
江戸と京都を結んでいた中山道の宿場町ですが
よくもこんなにたくさんの古い建物が残っていたもんだね。
木曽路の中でも一番大きな宿場町跡で
今でも生活してる家ばかりですが
ほとんどが何かしらの観光営業をしてる感じ。
でもそのおかげで街並みに統一感があって
たくさんの観光客が来るのも納得だ。
電線が無いのも良いよね。
そもそも日本は電線を地中に埋めるのが遅れてる気がするよ。
(電柱が無ければどれだけ痛い目に遭わないで済んだ人がいることか)
奈良井宿を軽く端から端まで歩いて休憩していると
日曜日なので人がどんどん増えてきた。
んじゃそろそろ出ますか?
銀ガメ号を停めたパーキングのところに戻って
すぐ横に架かる木曽の大橋 ↓
太鼓橋ですが総檜造りなんだってよ。
山口県の錦帯橋もそうだけど
こういった木造の太鼓橋って
渡るより裏から見るのが正しい見方なのだ。
日本の大工さんて良い仕事するなぁ。
銀ガメ号に再び火を入れ
k26で乗鞍を目指します。
のどか~な峠道を越えていると
「夏の新そば」のノボリが上がっているそば屋を発見!
「そばの里 奈川」と言うところでしたが
今日のランチはこことする。
いっぱい噛んで食べる噛みごたえたっぷりの
お蕎でした。
秋の蕎麦より栄養が豊富らしく
もし次回食べる事があれば名物のとうじ蕎麦も食べてみたい。
奈川でお腹を満たしk26を先に進むと
見慣れてしまった梓湖(奈川渡ダム)に出ます。
トンネルだらけの道になりますが
そこからk84に入り乗鞍岳を正面に見ながら走ります。
まだ乗鞍岳の山頂には雪が残ってるよ。
登ればきっと涼しいというか寒いほど避暑なのでしょうが
今日は乗鞍岳には登りません。
信州に来たからと言っていつも山に登るとは限らね~んだよ。
マイカー規制の手前から左折して一ノ瀬園地に来て見ました。
白樺の森の中に湿地とキャンプ場があるところですが
あまり人がいないマイナーさが私好みでございます。
駐車場から車両進入禁止になるので
遊歩道を歩くと周りには白樺の樹が。
北海道民が竹林で興奮するのと同じく
九州人は白樺の樹を見ると興奮します。
(注:わたしだけかもしれません)
奥にあるキャンプ場関係の車しか通れない
遊歩道兼車道をのんびり歩くと森の中に小さな池がありました。
春は水芭蕉が咲く「あざみ池」
もちろん今はな~んにも咲いてない。
水の多い湿原と言っても良いような超浅い池です。
あれだけ聞いていたセミの声は一切せず
野鳥のさえずりしか聞こえて来ないちょっと秘境的な
ムードが漂う池でした。
乗鞍岳の方は人がウジャウジャでしたが
ここは誰もいなくてあざみ池独り占め。
あまりにも誰もいないと
熊が出そうでちょっとドキドキする。
池の周囲を一周できるようになっているようなので
のんびり散策します。
(またクマ避けの鈴を忘れたので時々手を叩きましょう)
白樺の森を抜けて池を1/3周ほど回ります。
水面をつたう風が気持ち良くて
汗がスゥ~って引いていくよ。
さらに池を周る道はこの木道になります ↓
森と池の境目は手つかずの湿地みたいになっているので
これはありがたいのですが・・・・
腐ってますよ~~~!
旅の序盤でやらかすわけにはいかないので
ここは素直に引き返すという英断をくだし戻ります。
来た道を戻りながら
横を流れる小川へ
乗鞍岳からの雪解け水かな?
とにかくめっちゃ綺麗なので
ブクブクやっちゃう。
ブクブク・・・・・
イヤ~~ン!
透明度が凄すぎますわ。
手しか入れてないのに全身の汗が引いていきます。
さらに戻りながら白樺に囲まれた草地へ
2組ほどの家族がシートを広げて
ピクニックしていました。
しっかり自然を満喫して駐車場まで戻って来ましたが
やっぱり歩くと暑くなるので
一ノ瀬食堂で1日1ソフト
高原の空気効果でとっても美味しく頂きましたが
まぁ、普通のソフトです。
んじゃツーリングの方は北陸ツーリングなので
そろそろ信州から出ましょう。
長~~い安房トンネルを抜けて
R471を走ると少しずつ標高が下がって来ます。
道路脇にある電光板の温度計は27℃でしたが
30℃を越えてきたよ。
長野県から岐阜県に入ったところで
涼しさが恋しくなったので
新穂高に寄り道。
ロープウェイ乗り場付近で行き止まりになるのだけど
2800m級の山に囲まれているので
ここはひんやりして気持ちが良い。
山が高いので砂防ダムの規模にも震えるぞ。
奥に見えてるのが笠ヶ岳(2897.5m)か?
たぶん春から初夏は雪解け水が多くて谷を削ってしまうので
こんな風にしてるのでしょう。
神岡からR41で富山方面へ。
その途中でかっこいいダムを発見!
神通川第二ダム
神二ダムとも呼ばれる北陸電力の水力発電用のダムです。
9連ゲートがかっこいいとですよ。
別に走りながらでも見れたダムですが
暑くなったのでこまめに水分補給のため
停まりながら走ってんだよ。
道は山ばかりのところから
米どころらしい風景へと変貌します。
さすがコシヒカリ発祥の地の福井県と一大産地の新潟県に
挟まれてるだけあって田んぼだらけ。
ム~ンとするお米の花の香りが混じった風が
どんどんドライヤーの「強」へと変わります。
暑くてたまらなくなったので小さな街のドラッグストアに寄って
どこでもアイスノンを緊急購入。
ピンクの方(左)を持って行ってたのだけど
真夏は冷え方が足らないのでエクストラミントじゃないとダメみたいです。
それにピンクの方は欠点が発覚・・・
たぶんフローラル系のせっけんの香りが原因だと思うけど
蜂や虫がやたらと寄って来るんだよ。
一ノ瀬園地で脱いだジャケットにやたらと蜂が
集っていたのでこれが犯人で間違いない。
エクストラミントを全身に浴びてスースーさせながら先へ。
どこまでも一直線に伸びる線路。
富山地方鉄道かな?
どんな列車が通るのかな?と
思ってるとたまたま踏切に・・・
モハ16010系(元レッドアロー)でした。
熱中症予防には水分ばかり摂ってもダメなので
ちゃんとミネラル分も摂取しないとね・・・(鉄分ですケロ)
風で揺れるコシヒカリの中を快走して滑川市に入ったところで
まずは眼目山立山寺の杉並木
杉の森の中の道じゃなくて
参道の両脇にだけ杉が並んでる並木でした。
本尊の方はごく普通のお寺なので
参道だけ見ることにしたけど
やっぱりここにも・・・
出るのね?
そろそろ夕方なので注意しないと。
もう夕方ですが夏のツーリングは
日が長いのでもっと走るよ~!
眼目山立山寺から程近いところに次の物件があるのだけど
ナビはわたしをこんな細い道に案内。
いや、これで合ってるはず。
奴の気配を感じる。
と、キョロキョロしてると・・・「あっ!発見。」
川の対岸に見たかった物件を発見したので
細い土手の脇に銀ガメ号を停めて徒歩で向かいます。
何で徒歩で?
だって・・・・
橋が・・・
きょわいんだもん。
歩行者専用とかなにも書いてないけど
横に張り出したボクサーエンジンの銀ガメ号には細すぎます。
西日を浴びながら橋を渡って
ガタガタ道を少し歩くとありました。
会いたかったよ~~~!
「釈泉寺円筒分水」
米作りに欠かせない水で村と村が争わないため
丸く収める丸い奴。
広大な田んぼを見て来たけど
それを潤すだけあって水量がスゲー。
この釈泉寺円筒分水ではほぼ均等に2系統に分けて
分水するシステムみたいだね。
しばらくゴーゴーと流れる水の音を聞いて
円形分水スイッチが入ったのでもう一個行って見ようではないか。
ここから15kmほど離れている魚津市まで行くけど
信号も無い田んぼの道で行くので楽勝だ。
「東山円筒分水」
片貝谷発電所の下流にある円形分水だよ。
先ほどの釈泉寺円筒分水より古く見えるけど
こっちの方がちょっとメカチックです。
分水の割合を並んだ水門の開閉で調整できるような
システムになっているみたい。
ま、どっちにしろ水量がスゲーな。
富山県のマイナー物件に大満足したので
そろそろ宿に行きましょう。
田んぼの道に飽きたので
魚津ICから北陸道を数区間走って富山市街地へ
街の中心部に入るのは初めてだけど
路面電車が走ってるんだね。
宿の方はあれば優先的に利用することにしてる
帽子をかぶった社長さんのホテルでございます。
長野市内の東〇インでバイクの置き場で
失敗した事があるので事前リサーチすると
ロビーの真正面のガラスウインドウの前に置かせてもらえるということでした。
ロックの必要もないほど安心な場所に置かせてもらって
さっそく夜の富山の街へ。
5分ほど歩くと富山駅
その駅ビルに路面電車も入っています。
あ、街歩きより
乾杯が先だったわ。
では、「カンパーーイ!」
喰いたいだけ食べるとホテル代より高くなったけど
旅先で飲むビールと地のグルメは何物にもかえ難いもんなんだよ。
こうして響の夏休みツーリングの初日は移動と信州でしたが
北陸ツーリングのスタートに最適な富山で終了。
では、明日もいっぱい走るので
おやすみなさぁ~~~い!
2日目につづく
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