ヒグラシの鳴く森へ [ムシムシ倶楽部]
みなさんこんばんは
ムシムシ倶楽部の時間です。
暑い日が続いていますが水分採ってますか?
そんな暑い日
今ムシムシ倶楽部は避暑をかねて高原に来ていま~す。
何時もの長者原の蓼原湿原ですケロ。
湿原の木道を歩くきながら野草やムシムシを探すけど
小さなバッタしかいないよ。
ん?
これは? ↓
何者かが器用にススキの葉っぱで作ってるけど
何かが入ってるに違いない。
開けないよ。
(小さなお姫様とかが出たら困るし)
高原らしくミドリヒョウモンを見つけた
羽を一瞬しか広げてくれない意地悪な蝶でした。
木道が普通の遊歩道に変わったところで
ハンミョウが道案内してくれました。
綺麗な色に似合わず極悪な顔なのだけど
正面に回り込めずに取り逃がしてしまったよ。
遊歩道は湿原から原生林の中へと入って行きま~す。
森に入ると一瞬で空気が変わり
ヒグラシの合唱が始まります。
原生林の中は虫とか全然居ない感じになっちゃうけど
スカシヒロバカゲロウがいました。
薄暗かったのでピンボケですが
顔が可愛い。
足元にはキノコ
横に生える奴や
縦に生える奴とかいっぱい。
これぞ「きのこ」って感じだよ。
並んでビフォーアフター ↓
並んでるので一緒の種類とわかるけど
別の場所で見ると違うキノコと思っちゃうよね。
去年も見たでっかい腰掛 ↓
毎年すこしずつ成長してるのかな?
倒木の栄養が無くなるまで
大きくなり続けるのかも。
来年も来て観察してみようかな。
と決めたところで森から出て「1日1ソフト」
名前の通り牛乳喰ってる味でした。
久住に来たついでに男池にも行ってみましょう。
ここも一歩森に入るとヒグラシの合唱が始まります。
涼しい森なので夕方じゃなくても大合唱中でございます。
普段はなかなか姿を見れないセミですが
あまりにもたくさんいるので
簡単に撮れちゃった。
個人的にヒグラシの鳴き声って好きなんだよね~。
100円の環境保全費を払って遊歩道を進むと・・・
岩が!
地震ででっかい岩が転がってたりしていますが
ちゃんと遊歩道は通れるようになっています。
大好きなカツラの樹にも挨拶しておきます。
虫は居ないけどこんな葉っぱを見つけたよ。
葉っぱのど真ん中に種?と思ったけど
ハナイカダって言うんだよ。
なんとも風流なネーミングだこと。
原生林のふっかふかな苔
その苔をよ~く観察していると
小さなキノコが生えていました。
苔の葉と比較する判るかもしれませんが
極小サイズのキノコです。
これは茶色いキノコでしたが
こっちは真っ白
小さな小さな世界ですが
なんとも幻想的ではありませんか。
森が作る小さな美に感動した後は
ダイナミックなパワーもいただくよ。
がっつり岩を掴んだ樹の横に
同じく岩を飲み込んだ大きなケヤキからパワーをいただきます。
生命感あふれる響認定のパワースポットでございます。
ぐるっと遊歩道を戻って終了。
そんな涼しい場所からムシムシ倶楽部でしたが
すこしは涼し感じになったでしょうか?
では、またの倶楽部活動でお会いしましょう。
クマゼミの鳴く森へ [ムシムシ倶楽部]
みなさんこんばんは
ムシムシ倶楽部の時間です。
今日は梅雨が明けると同時に
毎年クマゼミが大発生する公園からでございます。
すでにしかめっ面になるほど
グワァ~シャグワァ~シャワシワシとうるさいです。
まだ朝なので羽化してるやついないか
探すと樹には居なかったけど公園横の民家の
ブロック塀に羽化直後のクマゼミがいたよ。
まだ綺麗な薄い緑色です。
さすがに日向のムシムシ探しは暑すぎるので
木陰がいっぱいの森へ・・・
やっぱりキノコがいっぱい。
ゴムみたいなキノコや
亀の手が密集したみたいなキノコ
そんなキノコだらけの中で
見つけたジガバチ
巣穴をどこに掘ろうか探してるのか?
それから・・・
ヤコンオサムシ
カサカサと忙しそうに地面を這っていました。
それを追ってるとまたまたキノコだよ。
いま出たばっかりって感じです。
よく見るとキノコムシが交尾中だし。
キノコを撮りながらしっかり
虫も撮っているのです。
他には緑色のキノコもありました ↓
メロン味がしそうだね。(食べないケロ)
こうしてキノコがいっぱい出て来る日と油断させて・・・
毛虫の不意打ち。
めっちゃロンゲな奴でした。
後はもう虫は出ないのでご安心を。
足元はキノコばっかりだもん。
松の切株にキノコ発見。
赤紫で綺麗なキノコでした。
天に向かって伸びてるね。
それから暗い森でひときわ目立つ奴
シロオニテングダケかな?
この傘が丸い時が一番可愛いな。
それでは今日の観察は足元ばかり見て疲れたのでここまで。
平地は暑いので次回はちょっと涼しいところに行ってみようかな。