青砂ヶ浦教会

長崎県南松浦郡新上五島町






全国で類を見ないほどのカトリック教会群のある

五島列島にある教会のひとつ







「青砂ヶ浦教会」





明治１２年（１８７９年）に信者が集まり

集会場が出来た後

明治４３年（１９１０年）に今の煉瓦造りの教会が建てられました。






設計は教会建築の第一人者である

鉄川与助によるもの。






鉄川与助の手がけた２つ目の教会で

後に建てられる教会と比べると

ややシンプルなデザインとなっています。





基礎は切り出した石でその上に煉瓦が積まれ

屋根は和風な瓦葺きとなっています。







昭和にはいって改築されてるらしいが

外観を見る限りはほぼ当時のままと

思っていいだろう。







ユネスコ世界文化遺産の登録の対象になっていて

現在は国の重要文化財です。






基本的にカトリック教会は何時でも入れるようになっていますが

内部の写真は心のフィルムに収めるようにしましょう。




外周の掃除をしていた方に許可を貰って

一枚だけ撮らさせていただきます。





三廊式バシリカ型（長廊式）と呼ばれる様式で

天井はリヴ・ヴォールト天井になっていて

外観以上に広く見える工夫がされています。





派手さは無いが

シンプルなデザインと可愛い色使いが

小さな教会に良く似合うステンドグラス。







た～っぷりと癒されました。



静かな入り江を見つめる

教会はココ

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炭坑が露出しました

わたしの廃墟＆近代化遺産は

時系列無視なのですが今回は先日車で走ってると

偶然見つけた物件でございます。




福岡県飯塚市庄内町






いつも通る県道を走ってると

ただの山かと思っていた場所が工事されてて

その中に遺跡のように炭坑の遺構が露出していました。






三菱鯰田炭坑があった場所で

どうもここはその第６坑の跡らしい。







工事中だし私有地なので入れないので

道から見えるところしか見れないけど

あれは何だろう？






ズームすると赤煉瓦の基礎部分と

支柱らしきものが見れます。






建物の跡なのでしょうが

近づけないので推理だけ。



周りには工事現場の侵入防止じゃなくて

不法投棄防止用のカメラがあるようです。





今でも三菱が管理してるようだね。



他、道から近い場所で見れるのはこれだけ　↓





石垣の残骸です。


積まれてる石は炭坑のある場所で

よく使われている松石




石炭になれなかった珪化木みたいな石です。



小さなボタもいっぱい落ちています。





６坑のボタ山のあった場所かもしれません。






住民の忘れ物？




それと一番目立っていた

ホッパーの跡。（タブン）





工事で露頭するまで気付かなかったけど

道からこんなに近いところにあるんだよ。





これを隠すほど木が生茂っていたんだね。



下を通ってるｋ４１５は昔は

鯰田炭坑第１坑から５坑までを繋ぐ鉄道が走っていた場所。



手前に池もあるので露天掘りしていたところかもしれません。




ホッパーと思われる残骸の上部には

巻き上げ機の台座の跡らしき物も見えます。





昭和５年に閉坑したらしいが

周りの炭坑跡がソーラーパネルが設置されたりしてるので

ここは貴重な残骸になりそうです。



で、この工事の後はどうすんのかな？



もしかしたら整地された時点で一般公開があるかもと

期待してしまう炭坑の遺構はココ

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